藻川特別

レース展開

ピサノガブリエルが集団を引き連れる形、直後の位置にタイガーファングが続く

ピサノガブリエルが端をきり、後続を1馬身ほど離して一団を先導。単独の2番手にタイガーファングが続く。続いて、ピイエフドルチェが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、キーレターは中団前寄り。キングアレキサンダは中団馬群の真ん中あたりを追走。キクノディアナは中団後方の位置。その後ろ、フクフクが7番手。後方3番手で腰を落ち着けて運ぶのはドンペトリュス。後方2番手の位置でじっとして力をタメるのはパワーサム。少し離れたしんがりにキャプテンオペラがいる隊列で最初のコーナーを通過。

藻川特別、ピサノガブリエルが賦質の快足でハナを取ると、他馬の台頭を許さず悠々と逃げ切る

先頭はピサノガブリエルでリードは1馬身。2番手にキングアレキサンダとタイガーファングが続く。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、尚も先頭を突き進むピサノガブリエル。そのままピサノガブリエルが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に4馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。2着には、2番手の位置からものすごい伸び脚で猛進したキングアレキサンダが続き、2着と3馬身差の3着には、中団前目の位置から力強い脚運びでゴールまで走り切ったピイエフドルチェが入った。1番人気のタイガーファングは2番手にいたが失速して7着に敗れた。2番人気のキーレターは後方2番手にいたがいいところなく10着に敗れた。