3歳以上500万下

レース展開

サクラレガーロが全馬を引っ張る形、そのあとを追走するディアクーシー

サクラレガーロが敢然とハナを奪い、後続との差を1馬身ほどキープしてレースを進める。単独の2番手にディアクーシーが続く。続いて、ファイナルコールとナポレオンズワードが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはクラウンロマンとキングドラゴン。その1馬身後ろ、プレゼンスとマイネルツァイトは中団前寄り。少し離れて、ギンザマトリックスとスターズインヘヴンは中団馬群の丁度真ん中を併走。シャムロックとオールデンは中団後方の位置。2馬身以上差があって、ロジブリランテは後方4番手に待機して他馬の出方をうかがう。さらに少し間隔を置いて、後方3番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはゲンパチマサムネ。最後方にジェイケイライジンとクリノアパッチがいる隊列で最初のコーナーを通過。

シャムロックが中団後方からビュッと切れる決め脚を披露して先行各馬を一気に追い抜く

先頭はサクラレガーロでリードは1馬身。2番手にディアクーシーとナポレオンズワードが続く。そのすぐ後ろ、ファイナルコールとキングドラゴンが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、8番手から抜け出したのはギンザマトリックス。そのまま押し切る態勢だったが、中団後方にいたシャムロックが次元の違う末脚を炸裂させ前にいた10頭をごぼう抜きし、最後は後続に1馬身1/4の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。2着には、中団の位置から見事な伸び脚で猛進したギンザマトリックスが続き、2着とクビ差の3着には、後方3番手の位置から閃光のような末脚を発揮したジェイケイライジンが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、逃げ粘ったサクラレガーロが入線、さらにクビ差の5着には、好位にいた2番人気のキングドラゴンが食い込んだ。1番人気のオールデンは中団にいたが見せ場なく11着に敗れた。