シドニートロフィー

レース展開

マンリーパースンが馬群を引き連れる展開、2番手の位置にキョウワデインヒルとテンザンルーラが続く

先手を奪ったのはマンリーパースン。後続との差を1馬身ほど確保してレースを引っ張っていく。2番手にキョウワデインヒルとテンザンルーラが並ぶ。その直後、スリーキングバッグとタイグビジンソウが4番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはキングコート。その1馬身後ろ、エリモシーズは中団前寄り。セフティージャパンは中団馬群の真ん中を追走。ブルックリンハイツは中団後方の位置取り。その後ろ、スタークレオンとアフターグロウが10番手。トラスティスカウトは後方6番手に控えて機をうかがう。後方7番手でジックリと折り合いに専念するのはラヴラヴラヴ、コブラツイスト、ベルグエイシら3頭。最後方にアイアルカングとパープルチカラがいる隊列で最初のコーナーを通過。

シドニーT、キョウワデインヒルが天稟のレースセンスを活かした巧みな取り口で制す！

先頭はマンリーパースンでリードは体半分。2番手にテンザンルーラが続く。その少し後ろ、キョウワデインヒルが3番手。その後ろ、タイグビジンソウが4番手。そのあと、キングコートが5番手。1馬身離れて、スリーキングバッグとエリモシーズが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、絶好位にいた1番人気のキョウワデインヒルがグイグイと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は後続に2馬身の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。2着には、中団前目の位置から印象的な伸び脚で猛追したブルックリンハイツが続き、2着と1馬身3/4差の3着には、先行勢の後ろの位置からじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したエリモシーズが入った。そこからクビ差遅れた4着には、2番手で直線を迎えた2番人気のテンザンルーラが入線、さらに1馬身差の5着には、好位にいたキングコートが食い込み、さらにそこから1馬身1/4差の6着には17番人気のアフターグロウが入った。