第44回 アルゼンチン共和国杯 (G2)

レース展開

アドバンテージが全馬を率いる展開、そのあとを追走するメジロコルセア

アドバンテージが単騎で逃げる形となり、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にメジロコルセアが続く。少し空いて、スズジャパンとブリットレーンが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはトレオウオブキング。その1馬身後ろ、ルーベンスメモリーとトウショウナイトは中団前目。その2馬身以上後ろ、ウインジェネラーレは中団馬群の真ん中付近を追走。アイポッパーは中団後方の位置。ドラゴンキャプテンは後方5番手に待機して前の動きを静観。後方2番手の位置でじっと我慢して力をタメるのはグラスポジション、チェストウイング、トウカイトリック。シンガリにメジロトンキニーズがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アルゼンチン共和国杯、トウショウナイトが武器である自在性を活かしたロスの少ない立ち回りで悲願の重賞初制覇

先頭はアドバンテージでリードは1馬身。単独の2番手にメジロコルセアが続く。そのあと、スズジャパン、ブリットレーン、トウショウナイトらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、好位にいた1番人気のトウショウナイトがしっかりと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後はグングンと追い迫った2番人気のアイポッパーをクビ差で封じて勝利を決めた。2着のアイポッパーからクビ差の3着には、中団後方の位置から長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったドラゴンキャプテンが入った。そこから1馬身3/4遅れた4着には、最後方で直線を迎えたチェストウイングが入線、さらに半馬身差の5着には、同じく最後方にいたトウカイトリックが食い込んだ。