突風賞

レース展開

シャーロットラブとタイムオブレディー

シャーロットラブとタイムオブレディーが並んで端をきり、後続との差を1馬身ほど保ってレースを引っ張っていく。フォンスヴィーテが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはフジノポイント。その1馬身後ろ、コウキアツガールは中団前寄り。シグラップジュリアは中団馬群のちょうど真ん中を追走。アクアステラは中団後方の位置取り。その直後、ゲシートショウリが8番手。後方5番手で腰を据えて運ぶのはキンシャサノボスとヴィクトリーマカナ。後方2番手の位置でじっとして力を温存するのはリド。シンガリにブルベアカトラスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

突風賞、シャーロットラブが武器である機動力を駆使したセオリー通りの取り口で2勝目を獲得

先頭はタイムオブレディーでリードは1馬身。単独の2番手にシャーロットラブが続く。そのあと、シグラップジュリアが3番手。1馬身離れて、フォンスヴィーテが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続ける1番人気のタイムオブレディー。そのまま押し切る態勢だったが、2番手にいたシャーロットラブが次元の違う末脚を炸裂させてタイムオブレディーを差し切ると、最後は半馬身の差をつけて勝利を物にした。2着のタイムオブレディーから5馬身差の3着には、3番手の位置から妙々たる末脚を披露した2番人気のシグラップジュリアが入った。そこから3馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたヴィクトリーマカナが入線した。