3歳未勝利

レース展開

ダーリンガールが集団を率いる形、直後の位置にフォレストクイーンが続く

ダーリンガールが単騎で逃げる形となり、リードを1馬身ほど保って集団を先導。単独の2番手にフォレストクイーンが続く。そのすぐ後ろ、デンコウアリオンが3番手の絶好位につける。続いて、ソルオリーヴァは好位を奪取。先団後ろのポジションにいるのはパッションチカパールズベスト。その1馬身後ろ、ミッキースプリングミナミカゼは中団やや前。ハイレートクライムミラドールは中団馬群の真ん中付近を併走。フランツジョセフプレシャスクインは中団後方の位置。後方2番手の位置でゆったりと構えるのはマナツノヨノユメアシュランスピティヴィエ。殿にサンエリザベスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

パッションチカが闘争本能を発揮してゴール際の横並びの接戦を辛くも制す

先頭はダーリンガールでリードは1馬身。単独の2番手にフォレストクイーンが続く。そのあと、デンコウアリオンが3番手。1馬身離れて、パッションチカソルオリーヴァが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、3番手から抜け出したのはデンコウアリオン。そのまま押し切るかに思われたが、先行勢の後ろにいたパッションチカが一完歩ずつ確実に末脚を伸ばしてデンコウアリオンを捉えると、最後はハナ差だけ先んじてトップでゴールへと飛び込んだ。2着のデンコウアリオンから3/4馬身差の3着には、中団前目の位置から力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったパールズベストが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、中団後方で直線を迎えた14番人気のミラドールが入線、さらにクビ差の5着には、逃げ粘ったダーリンガールが食い込んだ。1番人気のアシュランスは11番手にいたが見せ場なく13着に敗れた。2番人気のソルオリーヴァは先行勢の後ろにいたが最後一杯になって9着に敗れた。