2歳新馬

レース展開

サンライズパスカルが一団を率いる形、そのあとにメジェドが取り付く

サンライズパスカルが先手を奪う形となり、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にメジェドが続く。そのすぐ後ろ、サイモンザナドゥ、ブリタニア、ドラクロワらが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、マコトヴィクラントは中団前め。ミオカーロは中団後方の位置取り。後方5番手で折り合いに専念するのはニホンピロアレイとドンアチェカ。後方2番手の位置でじっとして脚を溜めるのはスタングレネード。少し離れた最後尾にポセイドンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ブリタニアが威力抜群の末脚を爆発させて前の各馬を難なく交わす

先頭はサンライズパスカルでリードは半馬身。2番手にメジェドが続く。そのあと、ブリタニアとポセイドンが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手から抜け出したのは2番人気のメジェド。そのまま押し切る態勢だったが、好位にいたブリタニアが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に4馬身の差をつけて勝利を収めた。2着には、2番手の位置から印象的な伸び脚で猛進した2番人気のメジェドが続き、2着と4馬身差の3着には、3番手の位置から力強い脚運びでゴールまで走り切ったポセイドンが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、中団前目で直線を迎えた9番人気のサイモンザナドゥが入線した。1番人気のミオカーロは後方3番手にいたがあとひと伸びが足りず7着に敗れた。