一般C2九十十一

レース展開

ホクトブルースが後続を率いる展開、その直後を追走するサウンドズーム

ホクトブルースが単騎で逃げる形となり、後続との差を1馬身ほど確保してレースを牽引。単独の2番手にサウンドズームが続く。続いて、シャムトラダイコウが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはハプルーン。その1馬身後ろ、ルイーサは中団前目。ノーブルグレイシャは中団馬群の真ん中付近を追走。サザンショアは中団後方の位置取り。セラシュトラールは後方4番手に控えて前方各馬の出方をうかがう。後方3番手でジックリと折り合いをつけるのはエスシーマゼラン。後方2番手の位置でどっしりと構えるのはエクスプローラー。シンガリにライトマンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

サウンドズームがテンの速さを駆使した好位差しのスタイルで圧倒的支持に応える

先頭はホクトブルースでリードは1馬身。単独の2番手にサウンドズームが続く。その直後、ルイーサが3番手。1馬身離れて、ハプルーンが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続けるホクトブルース。そのまま押し切るかに見えたが、2番手にいた1番人気のサウンドズームが驚異的な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は後続に2馬身の差をつけて勝利を挙げた。2着には、逃げ粘ったホクトブルースが続き、2着と2馬身差の3着には、3番手の位置から力強い脚運びでゴールまで頑張ったルイーサが入った。そこから5馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えた2番人気のノーブルグレイシャが入線した。