第51回 桜花賞 (G1)

レース展開

トーワディステニーが集団を引っ張る展開、僅差の2番手にイソノルーブルが取り付く

トーワディステニーが主導権を握る恰好となり、僅かなリードで集団を牽引。2番手にイソノルーブルが続く。その直後、テンザンハゴロモ、テイエムリズム、ノーザンドライバーらが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはカチタガールとシスタートウショウ。その1馬身後ろ、スカーレットブーケとミスタイランドは中団前目。ヤマノカサブランカは中団馬群のど真ん中を追走。メジロロベルタとエミノディクタスは中団後方の位置取り。ミヤマリリーは後方6番手に待機して他馬の出方をうかがう。タニノクリスタルとミルフォードスルーは後方4番手に待機して前方各馬の出方をうかがう。後方3番手で腰を据えて折り合い重視で運ぶのはフレンチパッサー。後方2番手の位置でひっそりと脚をタメるのはキタノオゴジョ。シンガリにヤマヒサエオリアがいる隊列で最初のコーナーを通過。

桜花賞、シスタートウショウが安定感のある立ち回りで桜の女王の称号を獲得

先頭はシスタートウショウでリードは体半分。2番手にトーワディステニー、イソノルーブル、ノーザンドライバーらが続く。そのあと、テンザンハゴロモが5番手。1馬身離れて、スカーレットブーケとカチタガールが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、抜け出したのはシスタートウショウ。そのままシスタートウショウが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に2馬身の差をつけて勝利を掴んだ。2着には、中団前目の位置から矢のような伸びを見せたヤマノカサブランカが続き、2着と1馬身半差の3着には、2番手の位置からキレのある末脚を発揮した2番人気のノーザンドライバーが入った。そこから3馬身遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたスカーレットブーケが入線、さらに2馬身半差の5着には、2番手にいた1番人気のイソノルーブルが食い込み、さらにそこからハナ差の6着には16番人気のヤマヒサエオリアが入った。