第75回 オークス（優駿牝馬） (G1)

レース展開

ペイシャフェリスが端に立つ展開、そのすぐ後ろに続くエリーザベスト

端に立ったのはペイシャフェリス。後続との差を1馬身ほどキープして一団を牽引。単独の2番手にエリーザベストが続く。そのあと、マイネグレヴィルが3番手の絶好位につける。その直後、マジックタイムは好位を確保。先団後ろのポジションにいるのはバウンスシャッセとブランネージュ。その少し後ろ、ヌーヴォレコルトとマーブルカテドラルは中団やや前。シャイニーガール、サングレアル、フォーエバーモアらは中団馬群の真ん中付近を併走。マイネオーラムとパシフィックギャルは中団後方の位置。少し間が空いて、ディルガとハープスターは後方4番手で虎視眈々と機をうかがう。後方2番手の位置でじっと息を潜めているのはベッラレジーナとニシノアカツキ。少し離れた最後方にクリスマスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

優駿牝馬、ヌーヴォレコルトがキレのある差し脚を発揮して3歳女王の称号を奪取

先頭はペイシャフェリスでリードは体半分。2番手にエリーザベストが続く。そのあと、マイネグレヴィルが3番手。少し差があって、マジックタイムとマーブルカテドラルが4番手。1馬身離れて、ブランネージュとフォーエバーモアが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、中団前目にいた2番人気のヌーヴォレコルトが別次元の末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後はグングンと追い迫った1番人気のハープスターをクビ差で封じて1着ゴールを果たした。2着のハープスターからクビ差の3着には、中団前目の位置から電光石火の末脚を披露したバウンスシャッセが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、後方4番手で直線を迎えた17番人気のニシノアカツキが入線、さらに2馬身半差の5着には、先行勢の後ろにいたブランネージュが食い込み、さらにそこから1馬身3/4差の6着にはマーブルカテドラルが入った。