シャイニーガール（2011年生、母ブライティアガール）

シャイニーガール（2011年4月28日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のブラックタイド（当時10歳）と交配したブライティアガールが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）雅牧場。戦績は、中央平地25戦3勝。2014年のスイートピーステークス(オープン牝)に勝利した他、2014年のエルフィンステークス(オープン牝)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

湯窪幸雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

11月10日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1200m 雨/稍重）に出走。馬体重は464kg。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のグッドイヴニングをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

12月14日、中4週で迎えた2戦目は、牝馬限定2歳500万下のつわぶき賞（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

3歳（2014年）

1月19日、中4週で迎えた3戦目は、牝馬限定3歳オープンの紅梅ステークス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦1勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

2月8日、中2週で迎えた4戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのエルフィンステークス（京都芝1600m 外回り曇/重）に出走。11頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のショウナンパンドラに1馬身3/4の差をつけて2勝目を獲得した。

3月8日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳G3のチューリップ賞（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は幸英明騎手（3戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

4月13日、中4週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳G1の桜花賞（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（4戦1勝）。18頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた7戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのスイートピーステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のベッラレジーナに1馬身1/4の差をつけて3勝目を収める

5月25日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳G1のオークス（優駿牝馬）（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦1勝）。18頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

4歳（2015年）

1月24日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた9戦目は、牝馬限定G3の京都牝馬ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（5戦1勝）。18頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。

3月8日、中5週で迎えた10戦目は、ハンデ戦でオープンの大阪城ステークス（阪神芝1800m 外回り曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は秋山真一郎騎手（1戦1勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた11戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、六甲ステークス（阪神芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。17頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい15着に終わった。

4月25日、中3週で迎えた12戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定G3の福島牝馬ステークス（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた13戦目は、都大路ステークス（京都芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は幸英明騎手（6戦1勝）。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

6月20日、中4週で迎えた14戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下のジューンステークス（東京芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

7月18日、中3週で迎えた15戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下のマレーシアカップ（中京芝2000m 晴/重）に出走。17頭立ての15番人気で16番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

8月16日、中3週で迎えた16戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の博多ステークス（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

9月13日、中3週で迎えた17戦目は、3歳以上1600万下の西宮ステークス（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で国分優作騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。

12月20日、約3か月半の休養明けで迎えた18戦目は、3歳以上1600万下の元町ステークス（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で国分優作騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

12月26日、連闘で迎えた19戦目は、3歳以上1600万下の妙見山ステークス（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は太宰啓介騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。

5歳（2016年）

1月10日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上1600万下の羅生門ステークス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は勢いを失って13着に終わった。

2月6日、中3週で迎えた21戦目は、牝馬限定の4歳以上1600万下の初音ステークス（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（2戦1勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい14着に終わった。

6月12日、約4か月の休養明けで迎えた22戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定のハンデG3のマーメイドステークス（阪神芝2000m 雨/良）に49kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた23戦目は、パラダイスステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

11月27日、約5か月の休養明けで迎えた24戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の渡月橋ステークス（京都芝1400m 外回り雨/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は酒井学騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい13着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた25戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の南総ステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は江田照男騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では全く伸びず16着に終わった。