4歳以上1000万下

レース展開

トニーポケットが後続を率いる形、その半馬身後ろにホワイトフリートが取り付く

トニーポケットが前に出て、半馬身のリードで一団を牽引。2番手にホワイトフリートが続く。その後ろ、トルバドゥール、ビービーアックス、ヴィットリオドーロらが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、メイショウブシドウは中団やや前。マックスロノとオパールパワーは中団馬群の丁度真ん中を併走。ゲルマンシチーとレジアーネは中団後方の位置。そのすぐ後ろ、ウインベルカントが11番手。ネオヴェリーブルとモントリヒトは後方4番手で機をうかがう。後方3番手で腰を据えて折り合い重視で運ぶのはスカルラット。その少し後ろ、後方2番手の位置でじっと我慢して脚をタメるのはマイネルティンラン。少し離れたしんがりにトーセンセカイオーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ヴィットリオドーロが途中でハナを取って、そのまま後続を抑え込む危なげのない立ち回りで1着ゴールを果たす

先頭はヴィットリオドーロでリードは体半分。2番手にビービーアックス、オパールパワー、モントリヒトらが続く。その直後、レジアーネが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、抜け出したのは2番人気のヴィットリオドーロ。そのままヴィットリオドーロが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に3馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。2着には、後方4番手の位置からシャープな伸び脚で猛進した1番人気のゲルマンシチーが続き、2着とクビ差の3着には、2番手の位置から天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したモントリヒトが入った。そこから半馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えた13番人気のネオヴェリーブルが入線、さらにハナ差の5着には、同じく中団前目にいたホワイトフリートが食い込んだ。