フィリピントロフィー

レース展開

ミカエルシチーが馬群を率いる展開、体半分差の2番手にウィズが続く

ミカエルシチーが端を奪い、体半分のリードで集団を先導。2番手にウィズが続く。少し離れて、フェルトベルクが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、サヤカチャンは中団前寄り。ディアボレットは中団馬群の真ん中を追走。コウエイダリアとコンパウンダーは中団後方の位置。後方3番手で折り合い重視で運ぶのはメイショウイサナ。どん尻にシグナライズとタマモメイトウがいる隊列で最初のコーナーを通過。

フィリピンT、フェルトベルクが高い機動力を駆使したソツのない取り口で4勝目をゲット

先頭はウィズでリードは体半分。2番手にミカエルシチーが続く。そのあと、フェルトベルクが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、絶好位にいたフェルトベルクが不撓の闘争本能で渋太く粘り続けて先頭に立ち、最後はグングンと追い迫ったサヤカチャンをクビ差で封じて勝利を手に入れた。2着のサヤカチャンから1馬身3/4差の3着には、中団後方の位置からじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったコウエイダリアが入った。1番人気のコンパウンダーは中団後方にいたが失速して9着に敗れた。2番人気のタマモメイトウは最後方にいたが伸びきれず7着に敗れた。