ヒマラヤ杉賞

レース展開

スペリオルが一団を率いる展開、そのすぐ後ろにガンバルデュランが取り付く

スペリオルが端に立つ形となり、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にガンバルデュランが続く。その後ろ、フィリグラーナが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、スリーケーザルは中団前め。ナムラビジンは中団馬群のちょうど真ん中を追走。マッシヴビクトリーは中団後方の位置取り。続いて、リーブイットゥミーが7番手。後方3番手で腰を据えて折り合いをつけるのはケイティユウユー。後方2番手の位置でひっそりと力を温存するのはオグリヒーロー。最後尾にペイシャンスゼータがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ヒマラヤ杉賞、フィリグラーナが天賦のレースセンスを駆使した巧みな競馬で先頭ゴールを果たす

先頭はスペリオルでリードは1馬身。単独の2番手にフィリグラーナが続く。その直後、ナムラビジンが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手にいたフィリグラーナが目を見張るような末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は懸命に抵抗する1番人気のナムラビジンを3/4馬身振り切りトップでゴールに飛び込んだ。2着のナムラビジンから1馬身半差の3着には、中団の位置から力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張った2番人気のスリーケーザルが入った。