師走賞

レース展開

シゲルヒョウが後続をリードする展開、その直後を追走するエイシンミキサー

シゲルヒョウが逃げを打ち、後続との差を1馬身ほど確保してレースを牽引。単独の2番手にエイシンミキサーが続く。続いて、ロトスキャンダルが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはスランジバール。その1馬身後ろ、モズバンブルビーは中団前寄り。イイコトバカリは中団馬群のど真ん中を追走。ケモノタイプは中団後方の位置取り。その直後、ビヘーヴが8番手。リュウドカズマは後方4番手に控えて前方各馬をうかがいながらの競馬。後方3番手でじっくりと折り合い重視で運ぶのはガブリキック。後方2番手の位置でじっと我慢して脚をタメるのはムーンパスラブ。しんがりにエマーブルがいる隊列で最初のコーナーを通過。

師走賞、ムーンパスラブが力量差を感じさせる様な盤石の内容で勝利数を21に伸ばす

先頭はロトスキャンダルでリードは1馬身。単独の2番手にムーンパスラブが続く。その後ろ、エイシンミキサーが3番手。1馬身離れて、スランジバールが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるロトスキャンダル。そのまま押し切るかに見えたが、2番手まで進出していたムーンパスラブが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。2着には、途中から先頭に立ったロトスキャンダルが続き、2着と半馬身差の3着には、先行勢の後ろの位置から強靭な末脚を繰り出した2番人気のスランジバールが入った。そこから2馬身半遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたイイコトバカリが入線した。1番人気のエイシンミキサーは絶好位にいたが失速して7着に敗れた。