第26回 平安ステークス (G3)

レース展開

サンライズソアが端に立つ形、僅差でマイネルオフィールが続く

サンライズソアが主導権を奪う恰好となり、僅かなリードで一団を引っ張っていく。2番手にマイネルオフィールが続く。続いて、マイネルユキツバキが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはクイーンマンボとロンドンタウン。その1馬身後ろ、アナザートゥルースとサトノティターンは中団前め。メイショウスミトモは中団馬群の真ん中あたりを追走。2馬身以上空いて、ジョーダンキングとハイランドピークは中団後方の位置。その後ろ、チュウワウィザードが11番手。グレンツェントは後方5番手に控えて他馬の様子をうかがいながらの競馬。少し間隔を置いて、後方5番手で腰を据えて折り合いに専念するのはトラキチシャチョウとオメガパフューム。後方2番手の位置でひっそりと力をタメるのはモズアトラクション。少し離れたしんがりにサンマルデュークがいる隊列で最初のコーナーを通過。

平安S、チュウワウィザードが負けん性を発揮してゴール直前の激しい闘いをハナ差でモノにする

先頭はサンライズソアでリードは1馬身。2番手にマイネルオフィールとマイネルユキツバキが続く。その後ろ、クイーンマンボとロンドンタウンが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、後方3番手にいた1番人気のチュウワウィザードが異次元の末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後はグイグイと追い迫ったモズアトラクションをハナ差で抑え込み勝利を物にした。2着のモズアトラクションから1馬身1/4差の3着には、中団の位置から妙々たる末脚を披露したオメガパフュームが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたアナザートゥルースが入線、さらに1馬身半の5着には、逃げ粘ったサンライズソアが食い込んだ。