第60回 姫山菊花賞 (地方重賞)

レース展開

マイタイザンが馬群を引っ張る形、直後の2番手にジンギが取り付く

端をきったのはマイタイザン。後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にジンギが続く。そのすぐ後ろ、ジョースターライトが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはエイシンニシパ。その1馬身後ろ、タガノジーニアスは中団やや前。センチュリオンは中団馬群の真ん中を追走。アーチデュークは中団後方の位置。タガノヴェリテは後方4番手に待機して進出の機をうかがう。後方3番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはオルオル。後方2番手の位置でじっとして力をタメるのはストーンリバー。どん尻にマイフォルテがいる隊列で最初のコーナーを通過。

姫山菊花賞、エイシンニシパが古馬の貫禄を顕示する様な堂々とした走りで勝利数を17に伸ばす

先頭はマイタイザンでリードは1馬身。単独の2番手にジンギが続く。そのあと、ジョースターライトが3番手。1馬身離れて、エイシンニシパが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手から抜け出したのは1番人気のジンギ。そのまま押し切る態勢だったが、先行勢の後ろにいたエイシンニシパが豪快な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は後続に2馬身半の差をつけて勝利を挙げた。2着には、2番手の位置から持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いた1番人気のジンギが続き、2着とクビ差の3着には、中団後方の位置から力感溢れる脚運びでゴールまで走り切った2番人気のセンチュリオンが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、最後方で直線を迎えたマイフォルテが入線した。