第11回 ビッグゴールドSC杯

レース展開

カトリーヌアエラスが後続を先導、2番手を進むパーフェクトクインとハクサンアレグリア

カトリーヌアエラスが端を奪い、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。2番手にパーフェクトクインとハクサンアレグリアが並ぶ。その1馬身後ろ、バーディーチャンス、ウインライヴリー、ヴィエントアスールらは中団前目。オースミジョージは中団後方の位置。後方3番手でジックリと運ぶのはセヴンレイヴンズ。後方2番手の位置でゆっくりと構えるのはアフロディーテ。少し離れたどん尻にレイズアチアーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ビッグゴールドSC杯、カトリーヌアエラスが取柄である先行力を活かした正攻法の取り口で待望の初白星を挙げる

先頭はパーフェクトクインでリードは1馬身。単独の2番手にカトリーヌアエラスが続く。そのあと、バーディーチャンスが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続けるパーフェクトクイン。そのまま押し切る態勢だったが、2番手にいた1番人気のカトリーヌアエラスがぐいぐいと末脚を伸ばしてパーフェクトクインを交わすと、最後はクビ差先着して勝利を掴み取った。2着のパーフェクトクインから2馬身差の3着には、3番手の位置からじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したバーディーチャンスが入った。2番人気のヴィエントアスールは中団後方にいたがいいところなく7着に敗れた。