葉牡丹賞

レース展開

シゲルパッションが全馬を引き連れる形、その直後に続くヒシマンハッタン

シゲルパッションが主導権を握る恰好となり、後続との差を1馬身ほどキープしてレースを進める。単独の2番手にヒシマンハッタンが続く。その後ろ、トミケンヴォーリアが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはケンブリッジマリア。その1馬身後ろ、サッポロローズは中団前め。ニコマルは中団馬群の真ん中あたりを追走。ローレルヘーシンクは中団後方の位置取り。続いて、イデアシュリューが8番手。ベニスは後方4番手に待機して前方各馬の出方をうかがう。後方3番手でじっくりと折り合いをつけるのはナムラプルート。後方2番手の位置で息を潜めて力を溜めるのはミハタテキーラ。シンガリにサトノリージョンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

葉牡丹賞、ケンブリッジマリアが天賦のレースセンスを駆使した巧みな競馬で先頭ゴールを果たす

先頭はシゲルパッションでリードは1馬身。単独の2番手にケンブリッジマリアが続く。そのすぐ後ろ、ローレルヘーシンクが3番手。1馬身離れて、トミケンヴォーリアが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続けるシゲルパッション。そのまま押し切るかに思われたが、2番手にいたケンブリッジマリアが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。2着には、逃げ粘ったシゲルパッションが続き、2着と5馬身差の3着には、3番手の位置からパワフルな末脚を披露した2番人気のローレルヘーシンクが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、8番手で直線を迎えたサトノリージョンが入線した。1番人気のヒシマンハッタンは中団にいたが失速して12着に敗れた。