第1回 カチ上げ杯特別

レース展開

カズマッカレンが全馬を引っ張る形、そのあとを追走するマヒカルナ

ハナを切ったのはカズマッカレン。リードを1馬身ほど確保して一団を引っ張っていく。単独の2番手にマヒカルナが続く。続いて、シェイクスピアが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはマイネルファイヤー。その1馬身後ろ、イチネンセイは中団やや前。アンダーパワーは中団馬群のど真ん中を追走。ペイシャニンフは中団後方の位置取り。その後ろ、アヴァンティが8番手。ウインブルースカイは後方4番手に待機して前の動きを静観。後方3番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはハッピーテーラー。後方2番手の位置でじっと我慢するのはフォローユアハート。シンガリにラストマンボがいる隊列で最初のコーナーを通過。

カチ上げ杯特別、カズマッカレンが天与の快足でハナを奪うと、他馬に攻め入る隙を与えずあっさりと逃げ切る

先頭はカズマッカレンでリードは1馬身。単独の2番手にマヒカルナが続く。そのすぐ後ろ、シェイクスピアが3番手。1馬身離れて、ハッピーテーラーが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、尚も先頭を突き進む1番人気のカズマッカレン。そのままカズマッカレンが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。2着には、先行勢の後ろの位置から迫力満点の伸びを見せた2番人気のハッピーテーラーが続き、2着と2馬身半差の3着には、中団の位置からじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したペイシャニンフが入った。そこから半馬身遅れた4着には、8番手で直線を迎えたラストマンボが入線した。