4歳以上1勝クラス

レース展開

グランレザンドールが後続を先導、その半馬身後ろにダオラダオラが取り付く

グランレザンドールがハナを取り切り、僅かなリードで一団を牽引。2番手にダオラダオラが続く。少し空いて、フィリップが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはシャインヴィーナス、オンザスカイ、ペプチドヒナタら3頭。その1馬身後ろ、アオカミとワンダーカモンは中団前寄り。オーサムデアラーとシベリアンポラリスは中団馬群の丁度真ん中を併走。バルミーウェザーは中団後方の位置。後方7番手で腰を据えて折り合いに専念するのはルクルス、ドンアレス、ダイオジェナイトら3頭。殿にポッドコンティとメイショウタクボクがいる隊列で最初のコーナーを通過。

フィリップが長所である先行力を活かした正攻法の立ち回りで久方ぶりの白星

先頭はグランレザンドールでリードは体半分。2番手にダオラダオラが続く。その直後、フィリップが3番手。1馬身離れて、オンザスカイとペプチドヒナタが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、絶好位にいた1番人気のフィリップが強烈な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は後続に2馬身の差をつけて勝利を掴んだ。2着には、中団の位置から鮮やかな伸び脚で猛進した2番人気のワンダーカモンが続き、2着と1馬身差の3着には、中団前目の位置から息の長い末脚を発揮したアオカミが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、中団で直線を迎えたオーサムデアラーが入線、さらに2馬身差の5着には、2番手にいたダオラダオラが食い込んだ。