湯浜特別

レース展開

ダンツホークオーが集団を率いる形、直後の位置にランファーストが続く

主導権を握ったのはダンツホークオー。リードを1馬身ほど保ってレースを牽引。単独の2番手にランファーストが続く。そのすぐ後ろ、ローランバルゴが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはアイリッシュキングとディープカレント。その1馬身後ろ、テイエムタフネスとドーヴィルカフェは中団前寄り。ジェイケイテイオーとヒカルチャンプは中団後方の位置取り。後方7番手で折り合いに専念するのはリキサングレード、トーセンビーイング、マエストロシチーら3頭。しんがりにノボアメリカンとタイキゼウスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

湯浜特別、ディープカレントが持ち味のレースセンスを活かした安定感のある内容で下馬評通りの実力を証明

先頭はランファーストでリードは1馬身。単独の2番手にディープカレントが続く。そのあと、テイエムタフネスが3番手。1馬身離れて、ダンツホークオー、ローランバルゴ、ヒカルチャンプ、トーセンビーイングらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手にいた1番人気のディープカレントが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は段々と追い迫ったトーセンビーイングを半馬身退けてトップでゴールを駆け抜けた。2着のトーセンビーイングから5馬身差の3着には、先行勢の後ろの位置から力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったヒカルチャンプが入った。そこからクビ差遅れた4着には、途中から先頭に立ったランファーストが入線、さらに半馬身差の5着には、中団後方にいたジェイケイテイオーが食い込んだ。2番人気のアイリッシュキングは中団後方にいたが末脚不発で8着に敗れた。