氷ノ山特別

レース展開

ジャズピアニストが後続を率いる展開、その直後を追走するゼンノエヴェック

ジャズピアニストが単騎で逃げる形となり、リードを1馬身ほど確保して集団を引っ張っていく。単独の2番手にゼンノエヴェックが続く。その直後、オリンポスカズマが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、メイショウリリアムは中団前寄り。オードリーは中団後方の位置取り。後方3番手でジックリと折り合いをつけるのはドラヴァイト。後方2番手の位置でゆったりと構えるのはウィンチップ。しんがりにジャーヴィスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

氷ノ山特別、ジャーヴィスが後続を軽々と振り切る圧巻の内容で初白星を挙げる

先頭はオリンポスカズマでリードは1馬身。単独の2番手にジャーヴィスが続く。そのあと、ジャズピアニストが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続ける1番人気のオリンポスカズマ。そのまま押し切るかに思われたが、2番手まで進出していたジャーヴィスが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に7馬身の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。2着には、途中から先頭に立ったオリンポスカズマが続き、2着と9馬身差の3着には、中団前目の位置から稟賦の闘争心でゴールまで力戦したゼンノエヴェックが入った。2番人気のジャズピアニストは絶好位にいたがいいところなく4着に敗れた。