第59回 アルゼンチン共和国杯 (G2)

レース展開

ボスジラが馬群を引き連れる展開、2番手の位置にアンティシペイトが続く

ボスジラが先手を取り、リードを1馬身ほど確保してレースを牽引。単独の2番手にアンティシペイトが続く。そのすぐ後ろ、オーソリティとゴーストが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはアイアンバローズとフライライクバード。その1馬身後ろ、オウケンムーンは中団前め。レクセランスとアイスバブルは中団馬群の真ん中を併走。少し差があって、サトノソルタス、アドマイヤアルバ、マイネルウィルトスらは中団後方の位置。さらに少し間隔を置いて、後方3番手で腰を落ち着けて折り合いに専念するのはトーセンカンビーナ。殿にロードマイウェイとディアマンミノルがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アルゼンチン共和国杯、オーソリティが強みである先行力を活かした堅実な競馬で連覇達成

先頭はアンティシペイトでリードは体半分。2番手にボスジラが続く。そのあと、オーソリティとゴーストが3番手。1馬身離れて、アイアンバローズが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、好位にいた1番人気のオーソリティが豪快に末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は後続に2馬身半の差をつけて勝利を掴み取った。2着には、中団前目の位置から忍耐力が光る走りを見せたマイネルウィルトスが続き、2着と3/4馬身差の3着には、同じく中団前目の位置からジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったフライライクバードが入った。そこからハナ差遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたレクセランスが入線、さらにクビ差の5着には、後方2番手にいたディアマンミノルが食い込んだ。