マイネルウィルトス（2016年生、母マイネボヌール）

マイネルウィルトス（2016年3月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+勇気(ラテン語)」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスクリーンヒーロー（当時12歳）と交配したマイネボヌールが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はビッグレッドファーム。2023年のアルゼンチン共和国杯(ハンデG2)で2着に入った他、2022年の目黒記念(ハンデG2)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額2,000万円（20万×100口）で一口馬主が募集された。

宮徹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

9月29日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り雨/重）に出走。馬体重は462kg。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着に入った。

10月21日、中2週で迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

11月11日、中2週で迎えた3戦目は、C.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るワイドファラオを豪脚で3/4馬身差し切って未勝利戦を制した。

12月1日、中2週で迎えた4戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のこうやまき賞（中京芝1600m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したダノンチェイサーにアタマ差届かず2着に惜敗した。

12月23日、中2週で迎えた5戦目は、2歳500万下の千両賞（阪神芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったマイネルフラップにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

3歳（2019年）

1月12日、中2週で迎えた6戦目は、3歳500万下の白梅賞（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したエメラルファイトにクビ差届かず2着に甘んじた。

2月9日、中3週で迎えた7戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のこぶし賞（京都芝1600m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、抜け出したロードグラディオにアタマ差届かず2着に甘んじた。

3月9日、中3週で迎えた8戦目は、3歳500万下のフローラルウォーク賞（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

7月28日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラスの北辰特別（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（4戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、伸びてきたウォーターパルフェ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

8月24日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラスのルスツ特別（札幌芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では超凡な末脚を披露したが、3着に終わった。

9月22日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた11戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて17番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

11月9日、中6週で迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラスの三春駒特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は丹内祐次騎手（6戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったグレイテストに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

12月8日、中3週で迎えた13戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの栄特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を発揮し、3着に入った。

12月28日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には届かず10着に敗れた。

4歳（2020年）

1月25日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上1勝クラスの脊振山特別（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（7戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮したが、3着に終わった。

2月23日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（8戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、勝ったシュリに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

4月12日、中6週で迎えた17戦目は、4歳以上1勝クラスの飯盛山特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（9戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の力で粘り続けて、最後は2着のレッドルーヴルに4馬身の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

5月9日、中3週で迎えた18戦目は、4歳以上2勝クラスの鴨川特別（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は国分優作騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

5月30日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上2勝クラスの紫野特別（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のグラットシエルに1馬身3/4の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月21日、中2週で迎えた20戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの垂水ステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月16日、中7週で迎えた21戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの博多ステークス（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は国分優作騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

10月3日、中6週で迎えた22戦目は、3歳以上3勝クラスの関ケ原ステークス（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（5戦1勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

11月14日、中5週で迎えた23戦目は、3歳以上3勝クラスの岸和田ステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で国分優作騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

12月26日、中5週で迎えた24戦目は、3歳以上3勝クラスの元町ステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で国分優作騎手（7戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

5歳（2021年）

1月23日、中3週で迎えた25戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの初富士ステークス（中山芝1800m 雨/重）に出走。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

3月7日、中5週で迎えた26戦目は、4歳以上3勝クラスの壇之浦ステークス（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（10戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のダブルシャープをハナ差振り切って4勝目をつかんだ。

4月18日、中5週で迎えた27戦目は、ハンデ戦でオープンの福島民報杯（新潟芝2000m 外回り雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（11戦2勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のプレシャスブルーに約10馬身の大差をつけて優勝

7月18日、約3か月の休養明けで迎えた28戦目は、ハンデG3の農林水産省賞典函館記念（函館芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（12戦3勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

8月22日、中4週で迎えた29戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、G2の札幌記念（札幌芝2000m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

11月7日、約2か月半の間隔を開けて迎えた30戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、ハンデG2のアルゼンチン共和国杯（東京芝2500m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったオーソリティに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

12月4日、中3週で迎えた31戦目は、G3のチャレンジカップ（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

6歳（2022年）

1月16日、中5週で迎えた32戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、ハンデG2の日経新春杯（中京芝2200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

5月29日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた33戦目は、ハンデG2の目黒記念（東京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上はM.デムーロ騎手（2戦0勝）。18頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったボッケリーニにねじ伏せられて3/4馬身差の2着となった。

7月17日、中6週で迎えた34戦目は、ハンデG3の函館記念（函館芝2000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したハヤヤッコを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

7歳（2023年）

7月16日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた35戦目は、ハンデG3の函館記念（函館芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（13戦3勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを14番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、4着に入り込んだ。

9月3日、中6週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた36戦目は、ハンデG3の新潟記念（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上はM.デムーロ騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

10月9日、中4週で迎えた37戦目は、G2の京都大賞典（京都芝2400m 外回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（5戦0勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

11月5日、中3週で迎えた38戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、ハンデG2のアルゼンチン共和国杯（東京芝2500m 晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で17番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったゼッフィーロにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

12月2日、中3週で迎えた39戦目は、G2のステイヤーズステークス（中山芝3600m 内2周晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

8歳（2024年）

1月21日、中6週で迎えた40戦目は、G2のアメリカジョッキークラブカップ（中山芝2200m 外回り曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で横山武史騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

3月23日、中8週で迎えた41戦目は、G2の日経賞（中山芝2500m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山武史騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。