グレイテスト（2016年生、母コリンシアン）

経歴

デビュー前

2歳（2018年）

10月14日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は464kg。15頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたラストヌードル決め手に屈してクビ差の2着となった。

11月3日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したエトワールにハナ差届かず2着に惜敗した。

12月1日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。17頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、ブランクエンドに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

3歳（2019年）

1月26日、中7週で迎えた4戦目は、F.ミナリク騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強い精神力で最後まで踏ん張ったが、セリユーズに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

2月16日、中2週で迎えた5戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

4月7日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた7戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして、最後は2着のミツカネローズに5馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

6月9日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

7月7日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラスの織姫賞（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着に入った。

7月27日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で三浦皇成騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

10月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で三浦皇成騎手（3戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打ち、リードを2馬身以上確保して、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナで最後まで踏ん張ったが、ソーラーフレアに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

11月9日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラスの三春駒特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で三浦皇成騎手（4戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマイネルウィルトスに2馬身半の差をつけてファンの支持に応えた。

12月22日、中5週で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳以上2勝クラスのノエル賞（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で三浦皇成騎手（5戦1勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、勝ったロフティフレーズにねじ伏せられてクビ差の2着となった。

4歳（2020年）

7月4日、約6か月半の休み明けで迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳以上2勝クラスの松島特別（福島芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で三浦皇成騎手（6戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、ミスニューヨークに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

8月16日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳以上2勝クラスの三面川特別（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で三浦皇成騎手（7戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

10月4日、中6週で迎えた16戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの茨城新聞杯（中山芝1800m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

11月15日、中5週で迎えた17戦目は、牝馬限定の3歳以上2勝クラス（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（1戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず15着に敗れた。

5歳（2021年）

2月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた18戦目は、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスのテレビ山梨杯（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで踏ん張ったが、エイムアンドエンドに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

4月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた19戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上2勝クラス（東京芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

5月16日、中2週で迎えた20戦目は、牝馬限定の4歳以上2勝クラスのテレ玉杯（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で懸命に走り抜いたが、ゴルトベルクに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

7月3日、中6週で迎えた21戦目は、牝馬限定の3歳以上2勝クラスの松島特別（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋脩騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って10着に敗れた。

10月9日、約3か月半の休み明けで迎えた22戦目は、牝馬限定の3歳以上2勝クラスの山中湖特別（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石橋脩騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。

11月21日、中5週で迎えた23戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上2勝クラスの五色沼特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて9着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた24戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの中京日経賞（中京芝1600m 曇/良）に出走。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。前に出て、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に敗れた。

6歳（2022年）

2月5日、中8週で迎えた25戦目は、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスのテレビ山梨杯（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、後続を2馬身以上離して、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり14着に敗れた。

3月13日、中4週で迎えた26戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの岡崎特別（中京芝1400m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。

2022年3月16日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

4月19日、中4週で迎えた27戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、ポインタース賞（大井ダート1400m 晴/重）に出走。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月10日、中2週で迎えた28戦目は、菅原涼太騎手を鞍上に迎えて、神田川オープン（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい13着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた29戦目は、牝馬限定オープンの’22ネモフィラ賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。