3歳未勝利

レース展開

ブイキャットが馬群を先導、半馬身差の2番手にサウンドノバとリチャードバローズが続く

端に立ったのはブイキャット。半馬身のリードで集団を牽引。2番手にサウンドノバとリチャードバローズが並ぶ。その後ろ、ヴィーケンとヤマニンアルリフラが4番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはパシフィックハイ。その1馬身後ろ、ヒルノセビリアは中団前寄り。ボンジーアとジュンフィレンツェは中団馬群の真ん中あたりを併走。少し空いて、ジーティームテキは中団後方の位置。さらにその少し後ろ、ダノンモンテローザが11番手。その直後、ポッドロイが12番手。ドムスアウレア、ゴージャスゴールド、サトノギフテッドらは後方4番手で虎視眈々と機をうかがう。後方3番手でじっくりと折り合いをつけるのはオメガサミット。後方2番手の位置でじっとして末脚を温存するのはルージュロンサール。少し離れたしんがりにカポデテュティカピがいる隊列で最初のコーナーを通過。

パシフィックハイが持ち前のレースセンスを駆使した安定感のある内容で待望の初勝利を挙げる

先頭はブイキャットでリードは半馬身。2番手にサウンドノバとリチャードバローズが続く。その後ろ、ヴィーケンとヤマニンアルリフラが4番手。1馬身離れて、ボンジーア、パシフィックハイ、ヒルノセビリアらが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、4番手から抜け出したのはヤマニンアルリフラ。そのまま押し切るかに見えたが、先行勢の後ろにいたパシフィックハイが驚異的な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は後続に2馬身半の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。2着には、4番手の位置から持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したヤマニンアルリフラが続き、2着と3馬身差の3着には、中団後方の位置から力強いフットワークでゴールまで頑張ったポッドロイが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、2番手で直線を迎えた1番人気のリチャードバローズが入線、さらにクビ差の5着には、中団後方にいたジーティームテキが食い込み、さらにそこからクビ差の6着にはヴィーケンが入った。2番人気のダノンモンテローザは中団前目にいたが末脚不発で9着に敗れた。