レース展開

セントエドワードがハナを奪う恰好となり、リードを1馬身ほど確保して集団を引っ張っていく。単独の2番手にミッシングナンバーが続く。そのあと、フェリキタースが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはドンアドヴァイタ。その1馬身後ろ、マンテンテイオーは中団前寄り。エスジーセブンティは中団馬群のちょうど真ん中を追走。スナークハーバーは中団後方の位置取り。シルクアドニスは後方4番手で機を待つ。後方3番手で腰を据えて折り合いをつけるのはゴールドアラン。後方2番手の位置で息を潜めて力をタメるのはマイシスドリーム。どん尻にウタマロボーイがいる隊列で最初のコーナーを通過。

揖保川特別、ミッシングナンバーが早めに先頭へと躍り出て、そのまま後続を振り切る安定感のある横綱競馬で単勝一倍台の期待に応える

先頭はミッシングナンバーでリードは1馬身。単独の2番手にセントエドワードが続く。少し離れて、エスジーセブンティとドンアドヴァイタが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭を走る1番人気のミッシングナンバー。そのままミッシングナンバーが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は懸命に抵抗する2番人気のセントエドワードをクビ差で封じて勝利を収めた。2着のセントエドワードから7馬身差の3着には、3番手の位置から力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったドンアドヴァイタが入った。そこから2馬身半遅れた4着には、同じく好位で直線を迎えたエスジーセブンティが入線した。