三木特別

レース展開

スズカキングダムが後続をリードする形、2番手に続くムーンクレスト

スズカキングダムが先陣を切る恰好となり、後続を1馬身ほど離して一団を先導。単独の2番手にムーンクレストが続く。その直後、シルクブルックリンが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはダンツクロノス。その1馬身後ろ、ヘミングウェイとベステンダンクは中団前寄り。セウアズールは中団後方の位置。ドラゴンレジェンドは後方4番手で他馬の出方をうかがう。後方3番手でじっくりと折り合いに専念するのはレネットグルーヴ。後方2番手の位置でじっと我慢して脚を溜めるのはヒルノケアンズ。シンガリにサンマルホームがいる隊列で最初のコーナーを通過。

三木特別、ヘミングウェイが中団前目から一際鋭い決め脚を発揮して前方の馬達を一気に交わす

先頭はスズカキングダムでリードは1馬身。単独の2番手にムーンクレストが続く。その後ろ、シルクブルックリンとダンツクロノスが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手から抜け出したのはムーンクレスト。そのまま押し切るかに見えたが、中団前目にいた1番人気のヘミングウェイがしっかりと末脚を伸ばしてムーンクレストを差し切ると、最後は3/4馬身の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。2着のムーンクレストからハナ差の3着には、中団後方の位置からキレのある末脚を披露した2番人気のセウアズールが入った。そこから半馬身遅れた4着には、逃げ粘ったスズカキングダムが入線した。