レース展開

ブルベアヴェルデとリンクスエルピス

リンクスエルピスとブルベアヴェルデが並んで先頭に立つ格好となり、後続との差1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。ムーランブランが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはルトラセ。その1馬身後ろ、ゴールデンカガヤは中団前目。クトゥネシリカは中団馬群の真ん中を追走。トレンチタウンは中団後方の位置取り。そのあと、シェナストーンが8番手。続いて、ラブルパイルが9番手。シゲルオトコギは後方4番手で虎視眈々と機をうかがう。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いに専念するのはディーエスマグナム。後方2番手の位置で息を潜めて脚をタメるのはシンボリフラッシュ。最後尾にエスポワールゲートがいる隊列で最初のコーナーを通過。

2023川崎競輪☆ファン感謝記念!、シゲルオトコギが闘争心を発揮してゴール間際の横並びの闘いを辛うじて物にする

先頭はリンクスエルピスでリードは1馬身。単独の2番手にブルベアヴェルデが続く。その直後、ルトラセが3番手。1馬身離れて、ムーランブランが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、6番手から抜け出したのはゴールデンカガヤ。そのまま押し切るかに見えたが、8番手にいた1番人気のシゲルオトコギがグングンと末脚を伸ばしてゴールデンカガヤを捉えると、最後はハナ差だけ先んじてトップでゴールを駆け抜けた。2着のゴールデンカガヤから1馬身差の3着には、3番手の位置から天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走した2番人気のルトラセが入った。そこから1馬身遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたムーランブランが入線した。