第8回 サウジアラビアロイヤルカップ (G3)

レース展開

グラニットが集団を率いる展開、やや離れた位置をドルチェモアが追走

先頭に立ったのはグラニット。リードを5馬身以上キープして集団を先導。単独の2番手にドルチェモアが続く。続いて、シルヴァーデュークが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ブーケファロスレッドソリッドは中団やや前。フロムナウオンは中団後方の位置取り。後方2番手の位置でひっそりと末脚を温存するのはミシェラドラータノッキングポイント。少し離れた最後方にマイネルケレリウスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

サウジアラビアロイヤルC、ドルチェモアが持ち味の自在性を活かしたソツのない走りで重賞初挑戦初制覇を達成

先頭はグラニットでリードは5馬身以上。単独の2番手にドルチェモアが続く。そのすぐ後ろ、シルヴァーデュークが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続ける7番人気のグラニット。そのまま押し切るかに思われたが、2番手にいた2番人気のドルチェモアが豪脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利を手中に収めた。2着には、逃げ粘ったグラニットが続き、2着と2馬身半差の3着には、3番手の位置から力強いフットワークでゴールまで走り切ったシルヴァーデュークが入った。1番人気のノッキングポイントは中団後方にいたがあとひと押しが利かず4着に敗れた。