ミシェラドラータ（2020年生、母クリールソレイユ）

ミシェラドラータ（2020年3月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「黄金の配合(伊)」。毛色は鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時17歳）と交配したクリールソレイユが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は丸村村下ファーム。主な勝ち鞍は2022年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、丸村村下ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、福盛訓之によって935万円で落札された。

清水久詞厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

6月12日、デビュー戦は鮫島克駿騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、抜け出したクリダームに半馬身届かず2着となった。

6月25日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、グイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のベベに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月16日、中2週で迎えた3戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の函館2歳ステークス（函館芝1200m 小雨/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に敗れた。

8月21日、中4週で迎えた4戦目は、2歳オープンのクローバー賞（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた5戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのすずらん賞（札幌芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。

10月8日、中4週で迎えた6戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、2歳G3のサウジアラビアロイヤルカップ（東京芝1600m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

11月5日、中3週で迎えた7戦目は、2歳G2の京王杯2歳ステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

12月18日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、2歳G1の朝日杯フューチュリティステークス（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。17頭立ての17番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

3歳（2023年）

2月25日、中9週で迎えた9戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのあざみ賞（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。

3月11日、中1週で迎えた10戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい7着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた11戦目は、3歳1勝クラス（阪神芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

6月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、加古川特別（園田ダート1400m 曇/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のカネトシディーバに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月26日、約5か月半の休み明けで迎えた13戦目は、大久保友雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着を確保した。

12月10日、中1週で迎えた14戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの夙川特別（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた15戦目は、B.ムルザバエフ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は失速してしまい13着に終わった。

4歳（2024年）

3月26日、約3か月の休み明けで迎えた16戦目は、吉村誠之助騎手を鞍上に迎えて、はりまや盃（高知ダート1400m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

4月14日、中2週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの三木特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村誠之助騎手（1戦0勝）。17頭立ての17番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は力尽きて14着に終わった。