第10回 リリーカップ (地方重賞)

レース展開

ピンクノサイロが後続を引き連れる形、2番手に続くクリノエリザベス

ピンクノサイロが先手を取る形となり、後続を1馬身ほど離して一団を先導。単独の2番手にクリノエリザベスが続く。そのあと、ビービーキャンディが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはニシケンムート。カクシアジ、ラブミーブルー、エメラルナデシコ、シンワシュシュらは中団後方の位置取り。後方3番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはラヴラヴフェイス。後方2番手の位置でじっとして力を溜めるのはルアムミット。最後尾にワンダフルタイムがいる隊列で最初のコーナーを通過。

リリーC、クリノエリザベスが途中から先頭に立って、そのまま後続を退ける鮮やかな立ち回りで負け無しの3連勝

先頭はピンクノサイロとクリノエリザベスでリードは1馬身。ビービーキャンディが3番手。1馬身離れて、ニシケンムートが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、単独で先頭に立ったのは1番人気のクリノエリザベス。そのままクリノエリザベスが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に4馬身の差をつけて勝利を手にした。2着には、3番手の位置から忍耐力が光る走りを見せたビービーキャンディが続き、2着とハナ差の3着には、中団前目の位置から強靭な末脚を披露した2番人気のカクシアジが入った。そこから2馬身半遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたシンワシュシュが入線した。