レース展開

ナリショーキングが全馬を率いる展開、そのあとを追走するスマイルタッチ

ハナを切ったのはナリショーキング。リードを1馬身ほどキープして一団を引っ張っていく。単独の2番手にスマイルタッチが続く。その後ろ、ラストチャンピオンが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはキングビスケット。その1馬身後ろ、アカネシャークは中団前目。タイセイドラゴンは中団馬群のちょうど真ん中を追走。ブレイブスピリットは中団後方の位置取り。その直後、アルスパローレとポッターが8番手。ロバートバローズは後方4番手で他馬の様子をうかがいながらの競馬。後方3番手で腰を据えて折り合いをつけるのはタイヨウタロー。後方2番手の位置で末脚を温存するのはネバダオースティン。シンガリにヒーローオブナポリがいる隊列で最初のコーナーを通過。

はくちょう座特別、ラストチャンピオンが途中で先頭に立って、そのまま後続を退ける鮮やかな横綱相撲で獅子奮迅の6連勝

先頭はナリショーキング、スマイルタッチ、ラストチャンピオンら3頭でリードは1馬身。キングビスケットが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、単独で先頭に立ったのは1番人気のラストチャンピオン。そのままラストチャンピオンが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に2馬身半の差をつけて勝利を掴み取った。2着には、4番手の位置から持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いた2番人気のキングビスケットが続き、2着と半馬身差の3着には、途中から先頭に立ったスマイルタッチが入った。そこから1馬身遅れた4着には、同じく逃げ粘ったナリショーキングが入線した。