3歳以上500万下

レース展開

ケイドリームが一団をリードする展開、半馬身離れた2番手にフリークレアルとオメガダイナソーが取り付く

ケイドリームが敢然と端をきり、僅かなリードで馬群を引っ張っていく。2番手にフリークレアルとオメガダイナソーが並ぶ。そのすぐ後ろ、ムソウジョーとビコーデュエルが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、オースミハリケーンは中団前寄り。ミスターマリオは中団馬群の真ん中付近を追走。ブイメールとパインユウユウは中団後方の位置取り。そのあと、ライトケーティングが10番手。続いて、ヴァクストゥーム、キラウエアシチー、ツルミソレイユらが11番手。後方2番手の位置で息を潜めて脚を溜めるのはニシノアイビームとトムコリンズ。最後方にスズノグランプリがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ニシノアイビームが早めに動き出す強気な取り口で久方ぶりの美酒

先頭はケイドリームでリードは1馬身。2番手にオメガダイナソーとキラウエアシチーが続く。その後ろ、ビコーデュエルとニシノアイビームが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手から抜け出したのは14番人気のキラウエアシチー。そのまま押し切るかに思われたが、好位まで進出していたニシノアイビームが鮮烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は後続に1馬身3/4の差をつけて勝利した。2着には、2番手の位置から持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いた14番人気のキラウエアシチーが続き、2着とクビ差の3着には、中団後方の位置から超凡な末脚を繰り出したヴァクストゥームが入った。そこからハナ差遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたライトケーティングが入線、さらに3/4馬身差の5着には、同じく中団前目にいた13番人気のムソウジョーが食い込んだ。1番人気のオメガダイナソーは2番手にいたが失速して6着に敗れた。