藤袴賞

レース展開

チジョウノホシが全馬を引き連れる展開、そのあとを進むクィーンライナー

チジョウノホシが敢然と端をきり、リードを1馬身ほど保って集団を先導。単独の2番手にクィーンライナーが続く。そのあと、ミルクステージが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはカトリーヌレーヴ。その1馬身後ろ、モンドエールは中団前目。マナミラーは中団馬群のど真ん中を追走。マウナケアは中団後方の位置取り。リュウノシャンソンは後方4番手に控えて機を待つ。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いをつけるのはマナヤクシ。シンガリにフミタツタイガーとビーワンビランサーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

藤袴賞、チジョウノホシが後続を千切り捨てる異次元の走りを見せて初勝利を挙げる

先頭はチジョウノホシでリードは2馬身以上。単独の2番手にカトリーヌレーヴが続く。そのすぐ後ろ、ミルクステージ、クィーンライナー、モンドエールらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、軽快に逃げ続ける1番人気のチジョウノホシ。そのままチジョウノホシが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に約15馬身の大差をつけて勝利を手に入れた。2着には、2番手の位置から持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いた2番人気のカトリーヌレーヴが続き、2着と1馬身差の3着には、3番手の位置から天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘した10番人気のモンドエールが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、後方3番手で直線を迎えたフミタツタイガーが入線した。