レース展開

ケボニトがハナに立つ展開、そのすぐ後ろを進むカイヅシチー

ケボニトが単騎で逃げる恰好となり、リードを1馬身ほどキープして集団を牽引。単独の2番手にカイヅシチーが続く。続いて、ファンタジーグレーが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ホウオウは中団前目。ダブルビクトリーは中団馬群の丁度真ん中を追走。ニューヘイローは中団後方の位置取り。その直後、シャッセが7番手。後方3番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはトミノジェイジェイ。後方2番手の位置で息を潜めて力を温存するのはラインディオーネ。シンガリにハチェットがいる隊列で最初のコーナーを通過。

11・3船橋JBCあと5日、ファンタジーグレーが負けじ魂を発揮してゴール寸前の熾烈な戦いを鼻差でモノにする

先頭はカイヅシチーでリードは1馬身。単独の2番手にファンタジーグレーが続く。そのあと、ケボニトが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続ける8番人気のカイヅシチー。そのまま押し切るかに見えたが、2番手にいた1番人気のファンタジーグレーがぐいぐいと末脚を伸ばしてカイヅシチーを捉えると、最後はハナ差だけ先んじて勝利を収めた。2着のカイヅシチーから1馬身半差の3着には、3番手の位置から天稟のガッツでゴールまで力走したケボニトが入った。2番人気のニューヘイローは中団前目にいたが末脚不発で4着に敗れた。