レース展開

エトワールゲランが後続をリードする形、2番手に続くマルゴモンブラン

エトワールゲランが逃げを打つ恰好となり、リードを1馬身ほどキープして集団を牽引。単独の2番手にマルゴモンブランが続く。その直後、ダイナアイドル、サクラホマレオー、ピーターホーラーらが3番手の好位につける。カツタイフウオーとアズマグリントは中団後方の位置取り。どん尻にシーワンダーとテスコアイビーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

函館競馬場開設90周年記念、マルゴモンブランが早めに先頭へと躍り出て、そのまま後続を振り切る安定感のある横綱相撲で勝利をつかむ

先頭はマルゴモンブランでリードは半馬身。2番手にエトワールゲランが続く。そのあと、カツタイフウオーが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、抜け出したのは2番人気のマルゴモンブラン。そのままマルゴモンブランが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利を収めた。2着には、中団後方の位置から持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばした8番人気のシーワンダーが続き、2着とハナ差の3着には、同じく中団後方の位置からゴールまでじわりじわりと伸びたアズマグリントが入った。1番人気のダイナアイドルは中団前目にいたが見せ場なく5着に敗れた。