レース展開

コパノジャクソンが先頭に立つ展開、そのあとに続くヒルノケープタウン

主導権を奪ったのはコパノジャクソン。後続との差を1馬身ほどキープしてレースを引っ張っていく。単独の2番手にヒルノケープタウンが続く。その後ろ、ストーミーワンダーとミスターフウジンが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、ヤマニンゲラノスは中団前目。ボルテージアップは中団後方の位置取り。後方3番手でジックリと運ぶのはピオニエ。後方2番手の位置で息を潜めて脚をタメるのはファシル。最後尾にゴスペルがいる隊列で最初のコーナーを通過。

仕事納め特別、ストーミーワンダーが取柄である自在性を駆使した隙のない取り口で優勝

先頭はヒルノケープタウンでリードは1馬身。2番手にコパノジャクソンとストーミーワンダーが続く。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続ける2番人気のヒルノケープタウン。そのまま押し切るかに思われたが、2番手にいたストーミーワンダーが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利を決めた。2着には、途中から先頭に立ったヒルノケープタウンが続き、2着と約12馬身差の3着には、中団後方の位置からゴールまでジンワリと伸びた9番人気のボルテージアップが入った。1番人気のコパノジャクソンは2番手にいたが失速して5着に敗れた。