ビクトリア賞

レース展開

ローズヒルが集団を引き連れる形、直後の位置にプリンセザが続く

ローズヒルが果敢に端をきり、後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。単独の2番手にプリンセザが続く。続いて、カーチスラインが3番手の絶好位につける。その直後、ラッキーライヴは好位を確保。先団後ろのポジションに付けたのはアトキリナ。その1馬身後ろ、テンショウアイは中団前寄り。ケンブリッジアーサは中団馬群のちょうど真ん中を追走。ゴールドグローバルは中団後方の位置取り。そのあと、ラエティティアが9番手。シモキタサクラは後方5番手に待機して前方各馬をうかがいながらの競馬。マリクは後方4番手に控えて機をうかがう。後方3番手で折り合い重視で運ぶのはキレアジ。後方2番手の位置でじっと我慢するのはマグヌス。しんがりにキョウシンディーバがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ビクトリア賞、プリンセザが高い自在性を活かした安定感のある立ち回りで待望の初勝利を挙げる

先頭はローズヒルでリードは1馬身。単独の2番手にプリンセザが続く。その直後、ケンブリッジアーサが3番手。その後ろ、ラッキーライヴが4番手。1馬身離れて、カーチスラインが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるローズヒル。そのまま押し切る態勢だったが、2番手にいた2番人気のプリンセザが目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は後続に1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。2着には、逃げ粘ったローズヒルが続き、2着と半馬身差の3着には、中団の位置から電光石火の末脚を披露したゴールドグローバルが入った。そこから2馬身遅れた4着には、絶好位で直線を迎えた1番人気のケンブリッジアーサが入線、さらに1馬身差の5着には、好位にいたラッキーライヴが食い込んだ。