レース展開

スカイレディが集団を牽引、2番手の位置にラフォンターナが取り付く

スカイレディが果敢に端を奪い、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にラフォンターナが続く。その直後、ゴルトヴェーレが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはヴァルタリ。その1馬身後ろ、セブンゴーは中団前目。ピエールテネシーは中団馬群の真ん中を追走。フェアリーマイアとブレイクショットは中団後方の位置取り。アーススピリットは後方4番手で他馬の様子を見ながらの競馬。後方3番手でじっくりと運ぶのはエルマスフエルテ。後方2番手の位置でゆっくりと構えるのはオニクダイスキマン。最後尾にシューニカがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ヘミングウェイ賞、ヴァルタリが負けじ魂を発揮してゴール寸前の熾烈な競り合いを頭差で物にする

先頭はスカイレディとラフォンターナでリードは1馬身。ヴァルタリが3番手。1馬身離れて、ブレイクショットが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、絶好位にいた1番人気のヴァルタリが驚異的な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後はグングンと追い迫ったアーススピリットをアタマ差で凌ぎ切り勝利を掴み取った。2着のアーススピリットから2馬身差の3着には、先行勢の後ろの位置からキレのある末脚を繰り出した2番人気のブレイクショットが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、途中から先頭に立ったラフォンターナが入線した。