桶狭間ステークス

レース展開

マイネルカーライルが隊列を率いる形、その直後にヘンリーが取り付く

端に立ったのはマイネルカーライル。リードを1馬身ほど保って集団を先導。単独の2番手にヘンリーが続く。その後ろ、ストレングスとプルートマスターが3番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはランスオブサターン。その1馬身後ろ、ルージュスタニング、スティールブルー、エストレヤデベレンらは中団前寄り。マルカラピッドとタイゲンは中団馬群の丁度真ん中を併走。ペプチドタイガーとジャーヴィスは中団後方の位置取り。アッチャゴーラは後方4番手に控えて前の動きを静観。後方3番手でジックリと折り合いをつけるのはアンシール。後方2番手の位置でひっそりと末脚を温存するのはシゲルソロソロ。少し離れたどん尻にロレンツォがいる隊列で最初のコーナーを通過。

桶狭間S、アッチャゴーラが負けん性を発揮してゴール手前の激しい競り合いをハナ差で物にする

先頭はマイネルカーライルでリードは1馬身。2番手にストレングス、ヘンリー、プルートマスターらが続く。その後ろ、ランスオブサターンが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、6番手から抜け出したのはエストレヤデベレン。そのまま押し切るかに見えたが、中団後方にいたアッチャゴーラが勢いよく末脚を伸ばしてエストレヤデベレンを捉えると、最後はハナ差だけ先んじて勝利を手に入れた。2着のエストレヤデベレンからアタマ差の3着には、2番手の位置から稟賦の闘争心でゴールまで力戦した1番人気のストレングスが入った。そこから半馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えた2番人気のペプチドタイガーが入線、さらに1馬身差の5着には、同じく中団後方にいた16番人気のタイゲンが食い込んだ。