ロレンツォ（2018年生、母マリアフィオーレ）

経歴

デビュー前

3歳（2021年）

1月17日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。15頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた2戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1600m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

10月27日、約9か月の休養明けで迎えた3戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（門別ダート1000m 曇/重）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るエストラテーガを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月2日、連闘で迎えた4戦目は、一般C4-2（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスズロビンソンに5馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

4歳（2022年）

1月9日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のネオトゥルーをハナ差振り切って3勝目を手にした。

4月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、4歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（1戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

5月28日、中7週で迎えた7戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの富嶽賞（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、抜け出したラインオブフェイトを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

6月18日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上2勝クラスの三浦特別（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は石川裕紀人騎手（2戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

10月22日、約4か月の休み明けで迎えた9戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

5歳（2023年）

1月22日、約3か月の休養明けで迎えた10戦目は、4歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は石川裕紀人騎手（3戦1勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では非凡な末脚を繰り出したが、5着に終わった。

3月18日、中7週で迎えた11戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。15頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

2021年6月2日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月24日、約6か月半の休養明けで迎えた12戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

11月12日、中6週で迎えた13戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（東京ダート1300m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に敗れた。

12月28日、中6週で迎えた14戦目は、3歳以上2勝クラスのベストウィッシュカップ（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は横山武史騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず11着に終わった。

6歳（2024年）

1月13日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

3月3日、中6週で迎えた16戦目は、4歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で横山武史騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鬼脚を炸裂させて前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は2着のニットウバジルに1馬身半の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

4月28日、中7週で迎えた17戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの東大路ステークス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず10着に敗れた。