スズロビンソン（2018年生、母キュルミナン）

スズロビンソン（2018年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のミッキーアイル（当時7歳）と交配したキュルミナンが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はディアレストクラブ。主な勝ち鞍は2021年の身体能力抜群道産子玉木祥護賞(一般C4-5)。

経歴

デビュー前

高橋裕厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

11月28日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

3歳（2021年）

1月23日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ伸び切れず15着に終わった。

5月22日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

7月24日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

8月21日、中3週で迎えた5戦目は、山田敬士騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

9月15日、中3週で迎えた6戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、身体能力抜群道産子玉木祥護賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のエースオブエースを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

9月30日、中1週で迎えた7戦目は、一般C4-2（門別ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、3着を確保した。

10月14日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4-3（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったウインモリオンに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

11月2日、中2週で迎えた9戦目は、一般C4-2（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったロレンツォに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

4歳（2022年）

4月21日、約5か月半の休み明けで迎えた10戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で井上俊彦騎手（4戦1勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、アルシオーネに交わされて3馬身差の2着となった。

5月5日、中1週で迎えた11戦目は、麦とホップ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で井上俊彦騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、アルシオーネに交わされて2馬身半差の2着となった。

5月19日、中1週で迎えた12戦目は、空港アクセスナビ特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で井上俊彦騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったサクラファシナンテに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

6月2日、中1週で迎えた13戦目は、楽天競馬で10%還元特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で井上俊彦騎手（7戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

6月22日、中2週で迎えた14戦目は、キンギョソウ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で井上俊彦騎手（8戦1勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

7月14日、中2週で迎えた15戦目は、アサガオ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で井上俊彦騎手（9戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、フィティアンガに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

7月28日、中1週で迎えた16戦目は、フウリンソウ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で井上俊彦騎手（10戦1勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のセラヴィーに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

8月23日、中3週で迎えた17戦目は、ゼフィランサス特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で井上俊彦騎手（11戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って7着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた18戦目は、ヒャクジツコウ特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で井上俊彦騎手（12戦2勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた19戦目は、地域応援商品券特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で井上俊彦騎手（13戦2勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた20戦目は、アッケシソウ特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は15戦連続で井上俊彦騎手（14戦2勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

10月18日、中1週で迎えた21戦目は、ミズヒキ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で井上俊彦騎手（15戦2勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず5着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた22戦目は、ヒイラギ特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で井上俊彦騎手（16戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

5歳（2023年）

4月20日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、ハナミズキ特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で井上俊彦騎手（17戦2勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上C12 C21（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で井上俊彦騎手（18戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るポップツッキーを凄まじい末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

5月30日、中2週で迎えた25戦目は、冠レースでお得なSPAT4（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で井上俊彦騎手（19戦3勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露し、3着に入った。

6月15日、中1週で迎えた26戦目は、門別でお得なSPAT4（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は21戦連続で井上俊彦騎手（20戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた27戦目は、ナンテン特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は22戦連続で井上俊彦騎手（21戦3勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた28戦目は、ツキミソウ特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は23戦連続で井上俊彦騎手（22戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、きっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のオメガレイスターに2馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

8月9日、中3週で迎えた29戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、新ひだか建設協会特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた30戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、鬼のイチオシ登別ブランド特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた31戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、ヤングジェネレーションカップ（門別ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

10月17日、中5週で迎えた32戦目は、うまカルフェスin新ひだか特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた33戦目は、しべつ牛乳特別（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（23戦4勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

6歳（2024年）

4月18日、約5か月半の休み明けで迎えた34戦目は、リーディングジョッキー2（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。