ニットウバジル（2020年生、母ベリーキュート）

Nitto Basil

2020.05.21

ニットウバジル（2020年5月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+バジル」。毛色は鹿毛。種牡馬のダノンレジェンド（当時10歳）と交配したベリーキュートが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は日東牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

高橋文雅厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

1月7日、デビュー戦は横山琉人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は510kg。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、逃げるハードワイヤードを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

3月12日、中8週で迎えた2戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るフェスティヴラジャを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って初白星を挙げた。

5月20日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳1勝クラス（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦1勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

10月22日、約5か月の休養明けで迎えた4戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったマーブルマカロンにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗北した。

11月11日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（2戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のクルールデュヴァンに1馬身1/4の差をつけて2勝目を掴み取った。

4歳（2024年）

2月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、4歳以上2勝クラス（東京ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（3戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、勝ったタイセイジャスパーにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

3月3日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（4戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで踏ん張ったが、勝ったロレンツォにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

3月31日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田善臣騎手（5戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、伸びてきたムーヴ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。