熊野特別

レース展開

フロリダパンサーがハナを切る展開、僅かな差でアンプラグドが続く

フロリダパンサーがハナに立つ形となり、僅かなリードで集団を先導。2番手にアンプラグドが続く。少し離れて、ナポレオンとアンシャックルドが3番手の好位につける。そのすぐ後ろ、ステイザコースは好位に取り付く。先団後ろのポジションにいるのはアガスティア、マコトギンスバーグ、ウインセイヴィアら3頭。その1馬身後ろ、ラウレアブルームとサウンドメモリーは中団前目。ケルンダッシュとメイショウグレアは中団後方の位置取り。リノリオは後方6番手に待機して前方各馬をうかがいながらの競馬。フォルトファーレンとエバーハーモニーは後方4番手に控えて他馬の様子をうかがいながらの競馬。後方2番手の位置で息を潜めて脚を溜めるのはスペルヴィアとプラトンイミシャン。少し離れた殿にテンカイチがいる隊列で最初のコーナーを通過。

熊野特別、リノリオが烈風の如き末脚を発揮して前方の各馬をまとめてねじ伏せる

先頭はフロリダパンサーでリードは1馬身。単独の2番手にアンプラグドが続く。2馬身以上離れて、ナポレオン、アンシャックルド、ステイザコースらが3番手。1馬身離れて、アガスティアとマコトギンスバーグが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続けるフロリダパンサー。そのまま押し切るかに思われたが、後方3番手にいたリノリオが次元の違う末脚を炸裂させてフロリダパンサーを差し切ると、最後は半馬身の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。2着のフロリダパンサーからハナ差の3着には、3番手の位置から力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張った2番人気のステイザコースが入った。そこから半馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えた1番人気のケルンダッシュが入線、さらに1馬身1/4差の5着には、先行勢の後ろにいたマコトギンスバーグが食い込み、さらにそこから2馬身差の6着にはラウレアブルームが入った。