4歳未勝利

レース展開

スピードナポリが後続をリードする形、2番手に続くコクサイクローネ

逃げを打ったのはスピードナポリ。リードを1馬身ほどキープして一団を牽引。単独の2番手にコクサイクローネが続く。そのあと、ポピーバンブーとラガーシルエットが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、ニシノナサとグローバルシルバーは中団やや前。ジュエルトウショウとマイリョウコサンは中団後方の位置。後方5番手でじっくりと折り合いをつけるのはトーアベッカーとドラールフブキ。後方2番手の位置でゆっくりと構えるのはサダマーサー。ポツンと離れた最後方にマイネルズィップがいる隊列で最初のコーナーを通過。

サダマーサーが後方から強力な末脚を炸裂させて前の各馬をきっちりと交わす

先頭はスピードナポリでリードは1馬身。2番手にラガーシルエットとトーアベッカーが続く。そのすぐ後ろ、コクサイクローネとポピーバンブーが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、先行勢がなかなか止まらない中、8番手から抜け出したのは10番人気のマイネルズィップ。そのまま押し切るかに見えたが、後方2番手にいた2番人気のサダマーサーがグングンと終いの脚を伸ばしてマイネルズィップを交わすと、最後はクビ差先着して勝利した。2着のマイネルズィップからクビ差の3着には、逃げ粘ったスピードナポリが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、2番手で直線を迎えたラガーシルエットが入線した。1番人気のトーアベッカーは2番手にいたが失速して8着に敗れた。