アウラー特別

レース展開

サンダーゼウスが一団を引っ張る展開、そのすぐ後ろにウクライナアイズが取り付く

サンダーゼウスがハナに立つ恰好となり、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にウクライナアイズが続く。その後ろ、サザンローズが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはエンジェルリボン、キョウエイガバナー、ブレイクアンドキルら3頭。その1馬身後ろ、フルスロットルは中団前寄り。トランポリンは中団後方の位置。マドモアゼルランスは後方4番手に待機して虎視眈々と機をうかがう。後方3番手でジックリと折り合いに専念するのはマッドヴィーナス。しんがりにシュニッツラーとスリースターがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アウラー特別、ウクライナアイズが途中でハナに立って、そのまま後続を封じる堂々とした立ち回りで休み明けの一戦を制す

先頭はサンダーゼウスとウクライナアイズでリードは1馬身。エンジェルリボンとトランポリンが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、単独で先頭に立ったのはウクライナアイズ。そのままウクライナアイズが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に1馬身半の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。2着には、3番手の位置から矢のような伸びを見せたトランポリンが続き、2着と5馬身差の3着には、同じく3番手の位置から力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったエンジェルリボンが入った。そこから1馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたキョウエイガバナーが入線した。逃げた1番人気のサンダーゼウスは粘りを欠いて8着に敗れた。2番人気のブレイクアンドキルは後方3番手にいたが末脚不発で10着に敗れた。