2歳新馬

レース展開

ナシュワンヒーローが馬群をリードする形、直後の2番手にパドトロワとユニバーサルサンドが続く

ナシュワンヒーローが果敢にハナを奪い、後続との差を1馬身ほどキープしてレースを進める。2番手にパドトロワとユニバーサルサンドが並ぶ。そのあと、フラムドール、ウインドスピード、バリチェロらが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、セルリアンレッド、シャイニーブレーヴ、サワヤカスマイルらは中団前寄り。アレックスバローズとナリタオンリーは中団馬群の真ん中あたりを併走。グランデリファールは中団後方の位置。プリンセスエリーは後方6番手に待機して虎視眈々と機をうかがう。少し離れて、ペブルビーチとビバアンアンは後方4番手で他馬の出方をうかがう。後方2番手の位置でじっと我慢して力をタメるのはスナークトマホークとダイナミックソング。少し離れたシンガリにダイゴチカラがいる隊列で最初のコーナーを通過。

フラムドールが持ち味の先行力を活かした好位追走の戦法で初勝利を挙げる

先頭はナシュワンヒーローでリードは1馬身。2番手にパドトロワとユニバーサルサンドが続く。そのすぐ後ろ、フラムドールが4番手。その直後、ウインドスピードが5番手。1馬身離れて、セルリアンレッドとバリチェロが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続けるナシュワンヒーロー。そのまま押し切るかに思われたが、絶好位にいた1番人気のフラムドールが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身の差をつけて勝利を収めた。2着には、逃げ粘ったナシュワンヒーローが続き、2着と7馬身差の3着には、2番手の位置から強靭な末脚を繰り出した2番人気のパドトロワが入った。そこから1馬身3/4遅れた4着には、同じく2番手で直線を迎えたユニバーサルサンドが入線、さらに3/4馬身差の5着には、12番手にいた14番人気のナリタオンリーが食い込み、さらにそこから1馬身1/4差の6着にはサワヤカスマイルが入った。