ペブルビーチ（2007年生、母セナリオ）

ペブルビーチ（2007年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ゴルフ場名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のワイルドラッシュ（当時13歳）と交配したセナリオが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は（有）スイートファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方8戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2010年の3歳。

経歴

デビュー前

当歳のとき、スイートファームから「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

飯田雄三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

11月29日、デビュー戦は安部幸夫騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は496kg。18頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では末脚に勢いがなく18着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた3戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

3歳（2010年）

1月24日、中3週で迎えた4戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

2月19日、中3週で迎えた5戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート800m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のホワイトワンダーに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3月1日、中0週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったイノセントメイデンに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3月18日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグリーンアスリートに6馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

3月26日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で柿原翔騎手（3戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のリーチイッパツに3馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

4月14日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップチェリー賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で柿原翔騎手（4戦3勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、トーセンファルコンに交わされて1馬身差の2着となった。

4月22日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で柿原翔騎手（5戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のデラクマ本部長特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で柿原翔騎手（6戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったリスキープランにねじ伏せられて6馬身差の2着に敗北した。

5月18日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で柿原翔騎手（7戦3勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったリスキープランに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。